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ニュー BMW M3
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先代モデルと同様、4世代目のBMW M3はテクノロジーや運動性能において新たな基準を確立し、それと同時にニューBMW M3は、BMW M GmbHが生み出した全ての高性能モデルと同様に、日常のドライブを最高に楽しむための全ての資質を備えています。
ニューBMW M3はBMW 3シリーズ・クーペをベースにしていますが、外観や技術的な特徴は独自のスタイルを貫いています。例えば、エンジンはこのモデル専用に開発されたものであり、シャシー、サスペンション、ボディも一貫してモータースポーツに求められる条件をベースに開発しています。
そのため、いくつかのコンポーネントを除いてニューBMW M3はまったく新しいクルマに仕上がっています。BMW Mモデルの定評ある芸術的なボディ・デザインと、スタート時から究極のパフォーマンスを目指したドライブトレーン・テクノロジーは、モータースポーツと密接にかかわるBMW M GmbHの開発エンジニアの能力の確かさを明確に示しており、極めて高い基準による優位性をもたらしています。つまり、一言で言えばニューBMW M3は勝者になるために作られたクルマであり、日常走行のあらゆる場面においてもその優位性を証明できるクルマなのです。
BMW M3と同時にデビュー:最高出力309 kW(420 ps)の8気筒パワー・ユニット
ニューBMW M3の桁外れの「心臓部」は、優れたパワーと他に類を見ない活き活きとしたパフォーマンスを融合させた最新のV型8気筒エンジンです。排気量3,999 ccの新型V8エンジンは、最高出力309 kW(42- ps)を発生し、最大トルクは400 Nm/ 3,900 rpmです。さらに驚くべき事実は、この最大トルクの約85 %までを、6,500 rpm以下のエンジン回転域で一貫して利用できることです。
ニューBMW M3の0–100 km/h加速性能は4.8秒で、最高速度は250 km/hで電子制御されます。
この8気筒パワー・ユニットの最も印象的な特徴は、BMW Mモデルに特有の高回転エンジン・コンセプトにあるといえるでしょう。エンジン最高回転数が8,400 rpmということは、このエンジンがいつでも最高の推進力とトルクを発揮できることを意味しています。このパワーを、6速マニュアル・トランスミッション、BMWバリアブルMリミテッド・スリップ・ディファレンシャル付きの新型ファイナル・ドライブを経由して後輪へと伝達します。
リッター当たり105 psというパワー・ウェイト・レシオに加え、EUテスト・サイクルにおける平均燃費は100 km 走行あたりわずか12.4 リッターを記録しており、最高のクルマを生み出すために最高のエンジニアリングが投入されていることを明確に証明しています。
生産、構造、素材の選択にF1から受け継いだノウハウを利用
新型8気筒パワー・ユニットのエンジン・ブロックは、ミュンヘン北部の町、ランツフートにあるBMW軽合金鋳造工場で生産されています。この工場では、BMWザウバーF1チームのグランプリ・カー用エンジン・ブロックも生産しています。そのクランクケースは特殊なアルミ-シリコン合金製です。このエンジン・ブロックにはベッドプレート構造を採用しており、コンパクトでありながらも非常に頑丈で、さらにねじり剛性も高くなっています。
シリンダーが2つ多いにもかかわらず、先代モデルの6気筒エンジンよりもパワー・ユニット全体の重量は約15 kg軽くなっています。
ニューBMW M3のV型8気筒パワー・ユニットには、充填サイクル時の損失を抑えてエンジン出力とトルクを向上させる、ダブルVANOS可変カムシャフト・コントロール・システムを装備しています。ドライバーの操作に瞬時に反応するダブルVANOSは、あらゆる状況でエンジンの自然な吹け上がりを実現し、その結果、燃費や排出ガスの数値も改善します。
BMW M社のエンジニアはこの新型8気筒エンジンのために、標準的なエンジン・オイル回路の油圧で作動する低圧型ダブルVANOSを開発しました。
新型パワー・ユニットのさらなる新しい特徴として、各シリンダーに1個ずつスロットル・バタフライを備えており、エンジン回転域全体にわたって極めて滑らかで素早いレスポンスをもたらします。これによりドライバーが望めばいつでも、エンジンの優れたパワーを、ダイレクトに、滑らかに引き出すことができます。エンジン・オイルは流量制御式ペンドラム・スライド・セル型ポンプから8本のシリンダーへと供給され、供給量はその時点でエンジンが必要とするオイル量に合わせて常時調整されます。
また、このクルマの運動性能に合わせて最適化されたウェット・サンプ式潤滑方法は、急ブレーキング時や高速コーナリング時に大きな遠心力がかかった状態でも、パワー・ユニットに適切にオイルを供給します。
新型エンジン・マネジメントとブレーキ・エネルギー回生システム
もう一つの新開発はV8パワー・ユニットのエレクトロニック・エンジン・マネジメントです。このシステムは、クラッチ、ギアボックス、ステアリング、ブレーキの各機能をBMW Mモデルの必要条件に合わせて統括して制御します。また、このエンジン・マネジメントの特筆すべき技術が、ノッキングだけでなくミスファイアや異常燃焼の可能性も検知できるイオン・フロー・テクノロジーです。
ブレーキ・エネルギー回生システムによるインテリジェント・エネルギー・マネジメントは、パワー・ユニットの効率性をさらに高いレベルにまで引き上げます。この新しいシステムは、惰走時と制動時にのみ電装品のための電力を発電する仕組みになっており、エンジン・パワーが駆動力を供給している限り、基本的にオルタネーターは停止状態になります。
電力を非常に効率良く発生できることに加え、このシステムはより多くの駆動力とトラクションを供給するため、常に最高の加速を実現できます。
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