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アレックス・ブルツのコースガイド(マレーシア)
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テスト兼リザーブドライバー、アレックス・ブルツによるコース解説
高温多湿のセパンは、ブレーキ、エンジン、そしてドライバーにとって、とても過酷なレースになる。サーキット自体の難易度も、非常に高い。そのため、僕らはこの週末、全力で仕事をこなさないといけないだろう。
1 コーナーへのアプローチ時点で、マシンは7速310km/hに達している。路面のグリップはかなりいいから、3速でのブレーキングはギリギリまで遅らせることが可能だ。ただしその瞬間、リヤが不安定になるから気をつけないといけない。次の左のターン2は、このサーキットで一番低速のコーナーだ。ギア比によるが、1速か2速。コーナリング中にキャンバーが変わるから、デフセッティングはけっこう厄介だ。
そこからは、長い右コーナーになる。ここはたとえウェット路面でも、全開で走れる。そしてターン4でブレーキング。ここは路面がひどくバンピーで、バランスを崩しやすい。そしてその先に、このサーキットで一番楽しい区間が待っている。
ターン5、6は、5速230km/h。ターン5は、ほとんど全開で行ける。クリップをなるべく奥に取ることを忘れないように。そしてすぐに、ステアリングを切る。この時身体には、体重の4、5倍ものGがかかる。ターン6の進入は、ほんの少し減速してマシンを安定させる。ここは信じられないくらい路面の凹凸がひどいから、リヤが暴れまくる。この時点でもまだ、マシンは時速220~230kmのスピードを維持してる。そしてランオフエリアは、ほとんどない。スリル満点だ。
その先の右右と回り込むコーナーは、オーバースピードで突っ込みやすい。そして1速か2速のヘヤピンに進入する。ここの立ち上がりでスピードを載せられるかどうかが、ラップタイムに大きく影響する。
そこから再び、高速区間に入る。最終コーナーのひとつ前も、すごく難易度が高い。時速300km以上から、一気に2速に落とす。ターンインしながらだから、マシンは簡単にスピンモードに陥りやすい。最終コーナーのヘヤピンも、できるだけブレーキングを遅らせる。同じく時速300kmから2速へのフルブレーキングだ。
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