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第10戦 ヨーロッパGP 決勝レース
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Honda Racing F1 Team 決勝レースの展開:
青空が広がっているが、レース中に雨が降るという予報も出ている。午後2時の気温は20度。メインストレートの上を、弱い向かい風が吹いている。
フォーメーションラップの最中、早くも雨粒が落ちて来た。雨足は一気に激しくなり、10数台のマシンが次々とピットイン。レインタイヤに履き替える。ところが予想をはるかに超える雨の強さのため、バトンを始め、リウィッツ(トロロッソ)、ハミルトン(マクラーレン)らが、次々に1コーナーを飛び出し、グラベルにはまってしまう。このため開始後13分、レースは赤旗中断となった。
約20分後に再開されたレースはセイフティカー先導で、17台で始まった。バリチェロは9番手。しかし乾きつつある路面コンディションでペースが伸びず、序盤は12番手まで後退する。
レース中盤30周目の時点で、バリチェロは11番手だ。そして35周目、3番手を走っていたライコネンがリタイア。これで9番手に上がる。しかし39周目のピットイン後は11番手に後退。そのままチェッカーとなった。
■ジェンソン・バトン リタイア(2周目)
「いいスタートを切ることができず、20番手にポジションを落としてしまった。けれど、1周目では本当にいい走りができて、ウエットタイヤに履き替えるためにピットに入ったころには、6番手にまで上がっていたんだ。その後、雨が強くなり、1コーナーはまるで湖みたいになっていた。ブレーキを踏んだとたん、タイヤが4輪ともロックして、ウォールにぶつかってしまった。その時は、マッサとアロンソに続いて4番手につけていたというのに。僕は燃料をたくさん積んでいたし、いい戦略もあった。しかも、僕はウエットコンディションで走るのが好きなんだ。だから、本当に残念だ。今日は運が向いていなかった」
■ルーベンス・バリチェロ 11位
「今日の結果はとても残念だ。おそらくロズベルグとぶつかったときに受けたダメージのため、マシンはスタートから良くない感触で、レースが終わるまで改善することはなかったんだ。僕は今日のようなドライとウエットが混ざり合ったコンディションが得意だし、先の読めないレース展開の中で、いくつかのチャンスをつかんでいたと思う。マシンとこの状況を、フルに活かすことができなかった」
■ジャッキー・エッケラート Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
「ポイント獲得のチャンスを逃してしまった。最初の2周でジェンソンは15台ものマシンをオーバーテイクし、4番手になっていた。そこでグラベルにつかまり、彼のレースは終わってしまった。ルーベンスは、ロズベルグに後ろから接触され、ディフューザーに激しい損傷を負った。レースは赤旗で中断されたが、グリッド上で十分な修復を行う時間はなかった。ルーベンスのマシンは空力的なパフォーマンスを発揮できず、前のマシンと戦えるようなペースを作り出すことができなかった」
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