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第40回東京モーターショー 出品内容

07 settembre 2007

第40回東京モーターショー 出品内容


三菱自動車は10月24日(水)(一般公開は10月27日(土)から11月11日(日)まで)より幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される第40回東京モーターショーに、三菱自動車の企業コミュニケーションワード "クルマづくりの原点へ。" を基に、同社のクルマづくりの3つの柱である「走る歓び」「確かな安心」「環境への貢献」を具現化した以下の3台のコンセプトカーを出品する予定である。

『i MiEV*1 SPORT(アイ ミーブ スポーツ)』 : 世界初披露
環境性能と電気モーター特有の高い動力性能を併せ持つ、三菱自動車の環境対応のシンボル技術である『i MiEV』をベースとし、より "走り" のイメージを高めた、環境性能と走行性能を高いレベルで両立した電気自動車である。
*1: Mitsubishi innovative Electric Vehicle

『MITSUBISHI Concept-ZT*2』 : 世界初披露
新開発2.2Lクリーンディーゼルエンジンと自動変速トランスミッション「Twin Clutch SST(Sport Shift Transmission)」を組み合わせて採用。また、プリクラッシュセーフティなどの先進のアクティブセーフティ技術、ポップアップフードなどの衝突安全技術により三菱自動車のクルマづくりの柱である「走る歓び」「確かな安心」「環境への貢献」の3要素を高いレベルで実現する技術の集大成である。
*2: Z(究極の)+Tourerの意。

『MITSUBISHI Concept-cX*3』 : 日本初披露
SUVを得意とする三菱自動車が提案する街乗りでの使い勝手に優れた走行性能と環境性能、そして実用性能を高めたコンパクトSUVである。
なお、『MITSUBISHI Concept-cX』は、9月11日から開催のフランクフルトモーターショーで出品される予定である。
*3: compact(コンパクト)+X(cross)over(クロスオーバー)の意。

i MiEV SPORT MITSUBISHI Concept-ZT

1. i MiEV SPORT (アイ ミーブ スポーツ) 
(参考出品)

特長
• 『i MiEV』をベースに、より "走り" のイメージを高めたフォルムとすると同時に、前輪に三菱自動車特有のインホイールモーター技術を組み込むことで、車両運動統合制御システムS-AWC(Super All Wheel Control)を構成し、高い運動性能を実現することで、環境性能と走行性能を高いレベルで両立した。

• より生活に密着した人とクルマの新たな関わりを提案することで、電気自動車の可能性を追求した。
デザイン
エクステリアは、このクルマの持つ軽快さを、楽しさや、生き生きとした感覚として表現。コンパクトなサイズによって無駄の無い、環境に優しい電気自動車であることを主張しながら、流麗なスタイリングを目指した。インテリアは、シンプルな造形をベースに、家の中にいるような安らぎを与える快適な空間を目指した。さらに、金属の素材感や構造体を組み合わせた幾何学的な空間によって未来感を表現するとともに、照明にもこだわり、環境を意識したブルーのLED照明を多用し、先進的な雰囲気も醸し出した。
エクステリアカラーは自然をイメージさせるライトグリーンを採用。光が当たると輝くパール塗装によって、先進性、未来感、そして自然が持つ安らぎ感を融合。インテリアカラーは、メッシュ素材を多用したスポーティで躍動的な空間に、自然素材を組み合わせ安心感や快適性を併せ持つ新しい室内空間とした。
パッケージング

『i MiEV』と同様のリヤ・ミッドシップレイアウトを採用。このプラットフォームの特長でもあるロングホイールベースを活かし、大容量のリチウムイオンバッテリーを床下の低い位置に、また、モーター、インバーターなどの要素部品はラッゲージルーム下に搭載した。このレイアウトにより、前後重量配分の適正化、低重心化を実現、安定したスポーティな走行性能とともに、広い居住スペースも確保した。
ボディ

ボディは、アルミ押し出し材とアルミダイキャスト材を組み合わせた軽量で高剛性、高強度のアルミスペースフレーム構造を採用。これにより、燃費性能と走行性能を高めた。衝突安全性については、前方、側方からの衝突に対してはフロントサイドメンバー、クロスメンバーなどの構造部材の最適配置を行い、衝突エネルギーを効率的に吸収。また、後方からの衝突時には後席床下に配置したEVの要素部品とリヤフロアがバリアとなり乗員の生存空間を確保するなど、リヤ・ミッドシップレイアウトのメリットを活かした。さらに、衝突安全強化ボディ「RISE(Reinforced Impact Safety Evolution)」を進化させ、車高、車重が異なるクルマ同士の衝突時共存性(コンパチビリティ)の概念を取り入れるなど、全方位からの衝突安全性能を高めた。

パワートレイン/S-AWC
前輪左右の2つのインホイールモーターと、後輪には、『i MiEV』と同じシングルモーターの計3つの永久磁石式同期モーターを搭載。各モーターの出力を最適に電子制御するE-4WD(Electric powered 4 Wheel Drive)システムを採用した。さらに、後輪左右のトルク移動を電動モーターによりダイレクトに制御するE-AYC(Electric Active Yaw Control)システムを新たに採用。これらE-4WDとE-AYCに加え、ABS、ASC(Active Stability Control)を統合制御するS-AWCにより、4輪の駆動力、制動力を独立して制御することが可能となり、「意のままの操縦性」と「卓越した安定性」を実現した。
エネルギーリサイクル技術

『i MiEV SPORT』では、モーターの特性を最大限活用する工夫を随所に採用した。減速時にエネルギーを回収する回生ブレーキに加え、補助発電装置として、ルーフに設置した太陽光発電やフロントグリル内部に設けた走行風を利用した電力発電用ファンを装備することで、エネルギーの有効活用をはかった。また、リヤコンビランプなど、照明には省電力タイプの高輝度LEDを多用、室内も、熱線吸収コーティングガラスによりエアコンの効率を高めるなど、省エネルギーに配慮した。また、三菱自動車独自の植物由来樹脂技術「グリーンプラスチック」を内装材に多用するなど、環境にも配慮した。

2. Mitsubishi Concept-ZT 
(参考出品)

特長
• 高出力、低燃費の2.2Lクリーンディーゼルエンジンと「Twin Clutch SST」を組み合わせて採用、さらに内装材にはグリーンプラスチックを多用するなど、走行性能の向上とともに高い環境性能を実現した。
• プリクラッシュセーフティ、レーン逸脱警報などの先進のアクティブセーフティ技術、新マルチアラウンドモニター、駐車支援システムなどの運転支援技術に加え、ポップアップフードなどの衝突安全技術を採用することで、高い安全性能を実現した。

• さらに、電子制御4WDシステムをベースにフロントE-LSD(Electric control- Limited Slip Differential)、ABS、ASCを組み合わせたS-AWCシステムを搭載することで、走行、環境、安全性能を高次元で両立させた。

デザイン
エクステリアは、シンプルかつ伸びやかな低重心フォルムをベースに、力強いショルダーライン、厚みのあるサイドパネル、張り出したフェンダーにより、安定感とスポーティさを表現した。また、彫刻的なヘッドライト、グリル、アルミホイールにより、 "和" の感性から創出した上質感や格式の高さを表現し、大人の感性を刺激する高品質なたたずまいを目指した。
インテリアは乗る人の五感に響く「おもてなし」の空間を追求した。乗員を優しく包み込む連続感のある造形に、精密かつ硬質な機能部品を配した対比の強いデザインとし、上質な快適性と操る歓びを融合。メーターやモニターには、透明素材を積層したレイヤー表示構造を採用し、工芸的な美しさの中に先進性を表現した。

ボディカラーは緻密な新光輝材を採用し、流麗な面構成を際立たせた。また、ホイール、グリル等の装飾部品との組み合わせによって、異なる貴金属を重ね合わせたジュエリーのような上質かつ精巧なイメージにより輝きと存在感を実現した。また、インテリアカラーは素材の良さを最大限引き出し、黒木目、金属、革を重ね、大胆さと精巧さ、優美さを表現した。

パワートレイン/S-AWC
エンジンはコモンレールとピエゾ式インジェクターによる燃料噴射装置に、VD(Variable Diffuser)/VG(Variable Geometry)ターボを搭載した最高出力140kW、最大トルク400Nmを発揮する2.2L直列4気筒DOHC 16バルブの新開発クリーンディーゼルエンジンを搭載。このエンジンと動力伝達効率に優れる「Twin Clutch SST」を組み合わせることにより、高速道路や街中でもストレスを感じさせない加速性能と、低燃費を実現した。また、駆動系には『アウトランダー』や『デリカD:5』にも採用している電子制御4WDシステムをベースにフロントE-LSD、ABS、ASCを組み合わせ4輪の駆動力、制動力を最適に制御するS-AWCを採用。さまざまな路面状況下で安定した車両運動を実現することで、「走る歓び」と、安定した走行性能による「確かな安心」を実現した。

ボディ
ボディ構造は、『i MiEV SPORT』と同様のアルミ押し出し材とアルミダイキャスト材を組み合わせたアルミスペースフレーム構造を採用。強度、剛性の高いボディを実現するとともに、軽量化と衝突安全性能向上にも寄与。さらに、フード、フェンダー、ドア、トランクリッドの外板部分には、『デリカD:5』のフロントフェンダーでも採用されている耐衝撃性、リサイクル性に優れた樹脂外板を採用した。

安全技術/運転支援技術
• プリクラッシュセーフティシステム : ミリ波レーダーを用いて、遠方の先行車や隣接レーンの障害物を検知、その距離が近づき衝突する可能性があると判断すると、運転者に警報を発し回避を促す。万一、回避動作が間に合わず、衝突の可能性が極めて高くなった場合、プリクラッシュシートベルトを巻き取り、プリクラッシュシートクッションを作動させ乗員の初期拘束力を強化、さらに、衝突軽減ブレーキにより、自動的に急制動を行い、衝突時の衝撃を軽減する。

• レーン逸脱警報システム : 前方カメラ、ステアリング角センサー、車速センサー、ヨーレートセンサーとECUで構成。前方カメラが走行レーンマーカー(白線他)を認識し、各センサー情報からレーン逸脱を判断し、逸脱の可能性がある場合は、運転者に警報を発すると同時にレーン内に留まる方向にステアリングトルクを付加することでレーン逸脱を防止する。
• ポップアップフード : 万一の歩行者との衝突の際、歩行者の頭部がフードに衝突する前にフードを持ち上げ、頭部への傷害を軽減する。

• 新マルチアラウンドモニター : ノーズビューカメラ、リヤビューカメラに加え、左右のサイドビューカメラに超広角レンズを採用し、4台のカメラが捉えた映像の歪みを補正、視点変換を行うことで、車両の上面から見た映像としてディスプレイに表示し、車両周辺の安全確認を可能とする。また、ノーズビューカメラは接近物体検出機能を備える。
• 駐車支援システム : バンパー装備の距離センサーが駐車可能なスペースを検出、駐車可能な場合、システムは自動的に操舵を行い、ドライバーはブレーキ操作のみで駐車可能となる。
 
3. Mitsubishi Concept-cX 
(参考出品)

特長
新開発1.8Lクリーンディーゼルエンジンと「Twin Clutch SST」を組み合わせ、高い走行性能と環境性能を実現。さらに、運転のし易いドライビングポジションや『アウトランダー』にも使われている上下開閉式テールゲートを採用することで、実用性を高めるなど、街乗りで使われることを想定したソフトローダーとして提案するコンパクトSUV。

デザイン
エクステリアはダイナミックなウエッジシェイプと大径タイヤによる精悍で機能的なフォルムとした。フロントフェイスは、『ギャラン フォルティス』から採用した逆スラントノーズと台形グリル、シャープなヘッドライトにより精悍さと力強さを演出。リヤビューは上下開閉式テールゲートの機能を特徴的に表現したT字形のガラステールゲートにより、カジュアルなイメージを創出した。

インテリアは、走りの高揚感と居心地の良さを融合したモダンかつスポーティな空間を追求。インストルメントパネルとトリムは堅牢な基本骨格にソフトで軽快なパッドを織り込み、乗員を包み込むような造形とした。
ボディカラーは澄んだ湖を想像させる、瑞々しいミディアムブルーにより、フレッシュさとエコロジカルなイメージを演出。緻密なアルミフレークを混入させ、従来に無い金属感と透明感を表現した。インテリアカラーは、ブラック&ホワイトを基調とし、要所にブラウン系の本革を使用。ファッショナブルで愛着が沸く空間を演出した。

パワートレイン
新開発1.8Lクリーンディーゼルエンジンと「Twin Clutch SST」を組み合わせることで、軽快な走りと低燃費を両立。さらに、『アウトランダー』『デリカD:5』などのSUVにも採用され、走行安定性と走破性能に優れる電子制御4WDシステムを採用した。

安全技術/環境技術
バンパー下部内に特性の異なるエネルギー吸収材を配置することで、衝突時の歩行者脚部傷害軽減に加え、軽衝突時のバンパー復元性を両立させた。さらに、三菱自動車独自の植物由来樹脂技術「グリーンプラスチック」を内装材などに多用するなど、環境にも配慮した。



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