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久保田はペナルティで幻の4位に、黒田が2戦連続入賞 ~ フォーミュラチャレンジ・ジャパン レースレポート ~

20 settembre 2007

久保田はペナルティで幻の4位に、黒田が2戦連続入賞 ~ フォーミュラチャレンジ・ジャパン レースレポート ~

第14戦が行われた16日(日)、気温30℃、路面温度40℃と前日に引き続き真夏のようなコンディションとなった。午前10時25分、決勝レースがスタート。昨日はクラッシュによりレース序盤にリタイアとなった#12久保田は、今回は7番グリッドから好スタートを決めて、オープニングラップを終えて1つポジションを上げた。その後、序盤はペースも上がらず前のマシンに追いつかず苦しい展開となっていたが、5周目あたりからは相手のミスもあり、だんだんと差が詰まってきた。そして11周目、最終コーナーでのミスをしっかりと捕らえ、アウト側から豪快に抜き去り、5位に浮上した。

4位のマシンとはすでに3秒近い差がついていたが、#12久保田は1周コンマ5秒近く速いペースで周回を重ね、わずか5周でその差を1秒切るまでに追い詰めた。そこからは、1周コンマ1秒ほどでじりじりと相手に追いついていき、あとわずかでテールtoノーズというところまで近づいた22周目。無理をして1コーナーで飛び出し、せっかく詰めたギャップを元に戻すこととなった。奇しくも次の周には3位を単独走行していたマシンがミスでリタイア。初の表彰台も見えていただけに、レース後は悔しい表情を隠せなかった。さらにレース後には、レース中の黄旗掲示区間での減速違反によりペナルティを課され、正式結果では14位に後退することとなった。

また、地元コースでのレースに自信を見せていた#17黒田は、18位グリッドからのスタートで、ペースの遅い集団に埋もれる形でのレースとなった。他車の自滅もあり、最後は13位にポジションアップしてチェッカー。最終結果では10位に上がり、1ポイントを獲得した。#24佐野は23位を走行中の12周目に、前を走行していたマシンがSPコーナーでスピン。避けようとコース外に出たところ、そのままコントロールを失いタイヤバリアに激突。そのままリタイアとなった。優勝は、ポールポジションからスタートした#23国本雄資がFCJ初の3連勝を決めた。

#12:久保田(予選7位/決勝14位)
「昨日クラッシュした関係で、フロントタイヤは昨日使った(比較的新しい)タイヤでしたが、リアタイヤは金曜日に使ったタイヤでした。走った周回数が違うのでバランスがあまり良くなく、ブレーキローターも新品で、なかなかペースを上げるのに時間がかかってしまいました。それでも後半になってペースが上がってきたところで、無理をして逆に前との差を広げてしまいました。あれがなければ初めての表彰台に乗れたかもしれないと思うと悔しいですが、土曜日にレースを走れなかったことや、テスト日にしっかり走りこみをできなかったことが、表彰台につながらなかった一番の原因です。木曜日から日曜決勝までの流れは、トータルで高いレベルにいないと勝てないことを痛感しました」(自己評価:2)

#17:黒田(予選18位/決勝10位)
「スタートでミス、他にもレース途中で接触などもありましたが、すべては予選結果。赤旗でリズムが狂ったということはありますが、みんな一緒ですから言い訳にもなりません。それに、せっかく木曜1セッション目に上位にいても、午後には下がってしまうし、4日間ずっと流れとか気持ちを切らしたことで良い状態を持続できなかったのがいけなかったと思います。気持ちの上でも、4日間で中だるみを作らないでキープしなきゃいけなかったと思います」(自己評価:1)

#24:佐野(予選22位/決勝リタイア)
「SPコーナーの1つ目で、前のクルマがスピンしたので、避けようと外に出たらそのまま(スポンジバリアに)刺さってしまいました。SUGOはすごく難しいコースでしたが、カートコースによくあるようなレイアウトの部分もあって、走っていて面白いコースでした。コーナリングでも学ぶところが多かったので、次に生かせるように頑張ります」(自己評価:1)

2006年、日産、トヨタ、ホンダの3メーカーが「世界に通用する若手ドライバーの育成」を目標に、新しいフォーミュラカー(F1に代表される単座のレーシングカー)シリーズであるフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)を立ち上げた。同時に、日産も他の2メーカーと同様、数名のドライバーに対してスカラシップ・プログラムを実施。2006年シーズンは4名のドライバーに参戦サポートを行い、NDDPドライバーの中で最も好成績(シリーズ2位)を収めた山本龍司にスカラシップを授与。山本は今年、イギリスのフォーミュラ・ルノーに参戦することになった。日産・ニスモは2007年シーズンも引き続き、4名の若手ドライバーにスカラシップを提供し、FCJへの参戦もサポートしている。



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