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BMW Groupの社員が低コストのポータブル浄水機を考案 ブリュッセルにて、国際的環境賞が授与される

30 maggio 2008

BMW Groupの社員が低コストのポータブル浄水機を考案 ブリュッセルにて、国際的環境賞が授与される


ミュンヘン/ブリュッセル発、5月26日:ブリュッセルの国際評議会は全く新しい概念の水のろ過機であるウォーター・コーン(Watercone ) を考案したBMW Groupのデザイナー、シュテファン・オーグスティン(Stephan Augustin)に対し、2007年度ナショナル・エナジー・グローブ・アウォード(National Energy Globe Award)を授与しました。授賞セレモニーには旧ソ連元書記長のミハイル・ゴルバチョフ氏、欧州議会委員長ジョゼ・マヌエル・バローゾ氏、元国連事務総長コフィ・アナン氏らも出席しました。
ウォーター・コーンは海水や半塩水をろ過するソーラー式の円錐形(コーン)浄水装置です。プラスチック製のコーンは外板が頑丈なため、水上、陸上どちらでも使用できます。太陽光線により蒸発したウォーター・コーン下の水をコーン内側の面に結露させ、水滴は集水機内に蓄積します。ろ過された水はウォーター・コーンのふたを開ければすぐに注ぐことができ、また、直接飲むこともできます。

「簡単かつ効果的」
ウォーター・コーンを使用することで、1日あたり約1.6リットルの飲料水を確保することができます。これは、世界中に残る、多くの水資源問題の解決につながるものです。UNICEF(ユニセフ)の専門家によれば、不衛生な飲料水が原因で、いまだに毎日推定で5000人もの子供たちが下痢性疾患で亡くなっていると報じられています。ウォーター・コーンを使用すれば、アジア、アフリカ、南アメリカの沿岸部に暮らす人々も、海水から飲料水を生成することができます。さらに、ウォーター・コーンを河川の流域近くで使用すれば、重金属やその他の汚染物質を排除することもできます。

ウォーター・コーンは耐磨耗性があり、UV(紫外線)カット加工された頑丈なベイヤー・マクロロン・ポリカーボネートで作られ、最低でも5年間機能することが保証されています。シュテファン・オーグスティンは実用性を重視してこの機能的デザインを考案しました。BMWの風洞で実験した結果ウォーター・コーンが最大風速時速55キロでも問題なく機能することが分かりました。よって、天候条件に左右されることがほとんどないことが明らかになりました。

「イエメンにおけるパイロット・プロジェクトは順調」
CARE ドイツはイエメンで年に3日しか雨が降らない沿岸の村、ザンジバリーにおいてパイロット・プロジェクト(試験計画)を実行しました。厳しい状況下、きれいな飲み水を手に入れるために、海沿いで暮らす漁師たちは時に15km以上も内陸側まで遠征しなければなりません。CAREは10世帯の漁師家族に100個のウォーター・コーンを配布しました。ドイツのTUVがその水質を検査した結果、まったく問題ないことが実証されました。さらに特筆すべきことに、ウォーター・コーンの飲料水の方が市販されている水よりもおいしい、と村の人たちには好評でした。

「ビーチで浮かんだ漠然としたアイデアから…」
産業デザイナーであるオーグスティンはウォーター・コーンのアイデアをカナリア諸島での休暇中に思いつきました。広大な海に目をやった彼は、どうすればこの豊富な海水を日常的に飲み水として供給することができるだろうか?と熟考しました。「自分の持ち合わせた専門的知識や経験を活かし、デザインを実際に形にすることを通して、飲み水に困っている人たちに人道的支援をしたかったのです。」とオーグスティンは述べています。彼の協力者となるべく、ドイツ、ミュンヘンのティノックス社が2008年末にウォーター・コーンの量産化を開始します。

「BMW Groupにおける持続可能な発展」
持続可能な開発戦略にもとづき、BMW Groupは世界中の生産拠点での水資源管理について十分な配慮をしています。工業用水の循環利用を推進することにより、過去5年間で車両生産の際に使用される水の量は1台当たり35パーセント削減されました。2007年初め以来、シュタイヤーにあるBMW Groupエンジン工場では、生産過程で使用された水は廃棄されずに再利用されています。この世界初の無排水生産プラントのおかげで年間約3000万リットル節水されています。



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