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第7戦 カナダGP 決勝レース

09 giugno 2008

第7戦 カナダGP 決勝レース


第7戦カナダGP決勝レースで、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは7位入賞。前戦モナコGPに続いて、2戦連続のポイント獲得となった。ジェンソン・バトンは11位完走だった。

Honda Racing F1 Team 決勝レースの展開:
 カナダGP決勝は、通常より1時間早い午後1時に始まった。当日は、朝から快晴。しかしレースの始まる頃には、みるみる雲が広がってきた。開始時の気温は26度。日がやや陰っているため、路面温度は35度にとどまっている。

 バトンは前日トラブルの出たギアボックスの他に、リアサスペンションなども交換。ピットからのスタートとなった。バリチェロが1コーナーの混乱を制し、ポジションをふたつ上げて7番手に。しかし、H・コバライネン(マクラーレン)に抜き返され、8番手で、1周目を終える。5周目にN・ハイドフェルド(BMWザウバー)にも抜かれ、序盤は、9番手を走行する。

 17周目。コース脇に止まったA・スーティル(フォース・インディア)のマシン排除の間、セイフティカーが導入される。バリチェロはハイドフェルドに15秒以上離されていたが、これでほぼ差はなくなった。

 セイフティカー導入中の19周目、上位陣が続々とピットに向かう。ここで、大波乱が発生する。ピット出口で待っていたK・ライコネン(フェラーリ)に、 L・ハミルトン(マクラーレン)が追突。両者ともに、リタイアしてしまう。まだ一度もピットに入っていないバリチェロは、これで一気に2番手に浮上し、バトンは14番手を走行する。

 29周目。トップのハイドフェルドがピットインし、バリチェロは首位に立った。バトンは12番手まで、順位を上げている。そして36周目。バリチェロは唯一のピットインに向かい、7番手でのコース復帰に成功する。

 レース後半の45周目。3番手のアロンソがクラッシュし、バリチェロは4番手。バトンも7番手に上がる。しかし51周目、バリチェロはH・コバライネン(マクラーレン)、F・マッサ(フェラーリ)にヘヤピンで立て続けに抜かれ、6番手に後退。

 53 周目。そのコバライネンとマッサ、そしてバトンらがピットへと向かう。これでバリチェロは再度4番手に。しかしゴールまで残り11周となった59周目、グリップ不足に苦しむバリチェロは、4コーナーでコースオフして、2台のトヨタに抜かれてしまう。さらに61周目にはマッサにも抜かれ、7番手。その後、 S・ベッテル(トロロッソ)、コバライネンに僅差で迫られるが、なんとかしのいで7位入賞を果たした。バトンは11位完走だった。

■ジェンソン・バトン 11位
Q.思い通りにいかない週末だったのでは?
A. とてもタフで、残念なレースだった。グリッド後方からのスタートは常に難しく、マシンセットアップは今週末でまだ試したことのないものだった。レースでは、僕らの戦略に対し、有利には働かず、セーフティカーが入ったことで、レースの最後までポジションを上げることができなかった。フランスではもっと戦闘力が発揮できるよう、懸命に取り組む必要がある。

■ルーベンス・バリチェロ 7位
Q.2ポイント獲得、おめでとう。体力的に厳しいレースだったのでは?
A. グランプリが始まる金曜日は、ポイントフィニッシュの可能性が低いと考えていただけに、今日の2ポイントはうれしい。とてもタフなレースだった。風邪をひいて昨日から体調が悪く、体力面でとてもきつかった。レース序盤は、プライム(ハード側)で順調に走っており、セーフティカーが入ったためにポジションを上げることができた。1回のみのピット作業を終え、燃料を積んでオプション(ソフト側)タイヤに履き替えたときに、グリップ不足に悩まされた。マーブル(タイヤかす)に乗ってしまい、3コーナーから4コーナーで2つポジションを落とした。昨日は、うまくレースが運ぶとは思わなかったが、僕らは今日いい仕事をしたし、モナコから引き続きポイントを獲得できて満足している。

■ロス・ブロウン Honda Racing F1 Team チームプリンシパル
Q.2人のドライバーで異なる、複雑な結果だったが、チームとルーベンスが2ポイント獲得した。どのようなレースだったか?
A. ルーベンスは定番といえる作戦で、たくさん燃料を積んでいた。序盤のセーフティカー導入は、彼の前方で2ストップ作戦をとっているマシンにピットストップを強いるもので、彼にとって理想的なタイミングだった。ピットレーンでのアクシデントにより、上位のマシン3台が足止めされ、ポイント獲得の可能性がさらに高くなった。レースが再開されたとき、クルサードに対してポジションを下げたのは避けられないことだったにしろ、ルーベンスは少し差をつけることができた。ルーベンスは予選ですばらしい走りをし、我々は、レース後半に、オプションタイヤを使い、重い燃料を積んで、守りのレースを予想していた。グリップ不足による小さなミスで、2つポジションを下げ、マッサにも抜かれ、7番手に順位を落としたことは残念だった。ジェンソンについては、セーフティカーが出ている間にタイヤを交換したため、レースの後半にやわらかいオプションタイヤで走行する必要がなくなった。彼の場合、セーフティカーの導入は、ポイント獲得のチャンスにつながらなかった。

Q.ヨーロッパラウンド再開に向け、どのような準備をしていくのか?
A.タフなレースになると覚悟する一方で、チャンスを最大限に活かし、さらなるポイント獲得につながった。このアプローチを続けていく。マニクールで行われるフランスGPを前に、来週われわれはバルセロナでテストを行う。マニクールは高ダウンフォースのサーキットであり、例年、気温が高くなるが、われわれのマシンにはあっている。



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