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フェアレディZが今季2勝目

17 ottobre 2006

10月15日(日)に大分県日田市のオートポリス国際レーシングコース(1周4.674km)でSUPER GT第8戦の決勝レースが行われ、予選3位からスタートした「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/松田次生組)が巧みなレース運びで迫る後続車を退けて総合優勝。ニスモに今季初勝利、Zにとって今季2勝目をもたらした。また、同車は、レース中の最速ラップタイムも記録してポイントを追加し、チャンピオン争いに加わることとなった。この日は快晴に恵まれ、最高気温は26度、路面温度は42度であった。また、決勝日の観客数は5万1200人。

#23 Zは松田がレースをスタートし、オープニングラップで#18 NSXを捉えて2位に浮上。その後トップを走る#8 NSXを追い上げた。そして、同車との競り合いでお互いが軽く接触。幸い#23にはダメージはなかったものの、#8はボディ後端を破損したためオフィシャルからピットインして修理することを命じられた。よって、それ以降は代わって#23が首位を走ることとなった。また、この間に松田は最速ラップを記録。松田は課せられた責任を果たし、さらに2位に10秒以上の差をつけて26周目にピットインして本山と交代した。後半39周の長丁場を担当することになった本山は、安定した走りで周回を刻んだ。後続の#18 NSXが本山の背後に迫り長い間抜くチャンスをうかがったが、本山は巧みな展開で逆転の機会を与えなかった。また、終盤には代わって2位に上がった#100 NSXが本山の隙を狙った。しかし、ここでも本山はうまく追撃をかわし、65周目のフィニッシュラインを勝者として駆け抜け、チャンピオンシップランキング6位に浮上した。

予選7位からミハエル・クルムがスタートした「MOTUL AUTECH Z」(#22)は、90kgのハンディウェイトを積んでいたためペースが上がらず、またタイヤの摩耗を抑えた走りを強いられたが、順位を落とすことなく周回。5位でリチャード・ライアンにドライバー交代した後も、同様にポジションを維持する走りに徹した。そして、総合6位でレースを終え、クルムはチャンピオンシップランキング5位となった。

このほか、予選5位の「カルソニック インパルZ」(#12ブノワ・トレルイエ/星野一樹組)は、レース中にタイヤ交換を2回行う2ストップ作戦を実行。ソフトなタイヤを装着して後半に激しい追い上げを見せて、4位でレースをフィニッシュした。「イエローハットYMSトミカZ」(#3 横溝直輝/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)は13位からスタートしたのち序盤から順位を上げ、一時は暫定首位を走行。各車のピットインが一段落した後半は6位を走っていたが、2台に先行を許し8位でフィニッシュした。「WOODONE ADVAN Z」(#24柳田真孝/荒聖治組)は、12位から柳田がスタートして順調に周回を重ねた。しかし、荒が走行中の後半48周目に上位集団に囲まれる形で行き場を失ってスピン。扁摩耗ができたタイヤを交換するためにピットインし、2周遅れの14位でレースを終了した。

【ニスモ飯嶋嘉隆監督のコメント】
「#23が作戦通りのレースを展開し、ニスモの今季初優勝が果たせて大変嬉しく思います。松田がチャンスを活かしポジションを上げて勢いをつけ、本山がうまいレース運びを見せるという役割分担もきっちりとこなしてくれました。また、重いクルマで6位に残った#22のふたりにも感謝しています。ファンの皆様、大変長くお待たせしましたが、約束通り優勝しました。ご声援ありがとうございました。最終戦の富士でも見応えのあるレースをお見せします」

【#23本山哲のコメント】
「タイミングは予定よりだいぶ遅れましたが、1勝できてホッとしています。鈴鹿、もてぎで不運だっただけに、ここでは絶対に勝つと言う気持ちでやってきました。チームのメカニック達も同じ気持ちで、皆気合いが入っていました。レースは予想以上に厳しい戦いでしたが、松田が良い仕事をしてくれたし、僕もどんなに周回を重ねようと絶対に抜かれない自信があった。ポイント差は結構あるけど、チャンピオン争いの権利を残して最終戦に臨めるということが大事だと思う」

【#23松田次生のコメント】
「僕は今年フォーミュラニッポンでもここオートポリスで勝っているので、今回も行ける、という感覚がありました。順位を上げることと、ファステストラップを取ることという約束が果たせて良かったと思っています。また、後半の本山さんの走りは本当に素晴しかったし危なげなかったですね。最終戦も二人で力を合わせ、ベストを尽くします」



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